勝ち組み企業になるヒント集
                        TS会  庄司典夫
 不透明時代といわれる現在、企業の勝者と敗者がくっきりと分かれる時代になった。世の中には多くのの経営手法が紹介されているが、これらのなかで
筆者の経験から、効果があると思われる手法について、以下紹介する。
 自社にとって有効と思われるものがあれば、ぜひ実行して勝ち組企業になるべく努力される事を望む。なお夫々の項目はヒントのみなので、実行の詳細は各自追求して貰いたい。
1)自社の数年後を予測したシナリオを持つ
  現状維持では生き残れない事を認識し、いかに変わるべきかをシナリオで
  示す
2)保存されている諸データを分析し戦略として活かす
  データを取り保存するだけでは進歩はない
3)キャシュフローを重視して各部門の活動をみなおす
  スループット(売上げ高―材料費)の最大化を図る戦略が必要
4)営業部門に明確なルールを取り入れる
  顧客評価から、攻める客、守る客を認識して営業戦略を立てる
5)経営戦略の実行はプロジェクトで推進する
  既存の組織ではなしえない目的を実現するにはプロジェクト
6)IT化推進のリーダーを社内の人材から育成する
  IT化推進のリーダー不在のままでは、業者の言いなりのシステムを採用
  せざるを得ない
7)顧客の動向を把握し分析できるシステムを確立する
  顧客の動向をしらずして、自社の未来はない
8)社員のやる気を刺激できる人事制度を持つ
  旧態依然の年功序列制度では、優秀な人材は集まらない
9)社員の持つ知識を共有するナレッジマネージメントを実行する
  ベテランの知恵を共有できる制度を確立する
以上思いつくままに列記したが、一つでも共感できるものがあれば、ぜひ実行して勝ち組み企業えの道を追求して頂きたい。

010.勝ち組み企業になるヒント集